「回号レポート」機能とは
Nstockの「回号レポート」機能は、指定した対象日時点の新株予約権(SO)の状況を、回号ごとに1行のCSVとして出力できる帳票です。回号に紐づくすべてのプランのSOを合算し、対象日時点で有効なSOだけでなく、行使済・取得済・消却済・失効済などのSOも含めた回号単位の一覧として出力されます。
SOレポートが「SO(付与単位)ごとの明細」であるのに対し、回号レポートは「どの回号で・何個付与し・いま何個が有効で・何個が行使済や消却済なのか」を回号単位に集計したデータです。有価証券報告書の「新株予約権等の状況」や登記・開示資料の準備など、回号単位で個数を確認したい場面に利用できます。
「回号レポート」機能でできること
対象日を指定して、その日時点の回号ごとのSO個数(付与・有効・行使可能・行使済・消却済・取得済・消滅・失効など)を一括で出力できます
回号の発行要項(発行するSOの区分・発行決議日・付与日・割当日・行使価格・SO1個あたりの株式数)と個数を1行で確認できます
SOレポートと同じ項目名・同じ集計ルールで出力されるため、SOレポートと並べて突き合わせができます
CSV形式のため、Excel・スプレッドシート・他システムへの取り込みに利用できます
対象日(基準日)の考え方
回号レポート機能は、指定した対象日時点の状態に戻してSO個数を集計します。
指定した対象日当日までに発生した変動(行使・退職消滅・放棄・取得・消却・失効など)が反映され、対象日より後に発生した変動は反映されません。また、対象日の初期値は当日です。過去日を指定すると、その時点の残高を確認できます。未来日を設定することはできません。
出力対象となる回号は、付与日・割当日が対象日以前の回号です。対象日より後に付与された回号は出力されません。対象の回号にSOが1件も登録されていない場合でも、各個数が0の行として出力されます。
株式1株あたりの行使価格・SO1個あたりの株式数は、対象日時点の値が出力されます。対象日より後に株式分割を登録している場合は、分割前の値で出力されます。
過去日を指定した時点での出力時は、在籍条件ありのSOの場合、「行使可能SO数」と「権利確定数のうち、行使条件を満たしていないSO数」とが正確な値で出力されない場合があります。
例)上記の条件のSOで、以下の状態の場合
その権利者の方が現時点では退職済み
指定された過去日時点では在籍中
過去日時点でも退職済みと判定され「行使可能SO数」が本来の数より少なく「権利確定数のうち、行使条件を満たしていないSO数」が本来の数より多く表示される場合があります。
「発行するSOの区分」は回号に登録されている現在の値(有償・無償)が出力されます。税制適格SO・税制非適格SOの区別はプラン側の情報のため、回号レポートには含まれません。SO種別ごとの内訳を確認したい場合はSOレポートをご利用ください。
出力される項目の一覧
SO種別・行使期間など、プランごとに異なる項目は回号レポートには含まれません。
区分 | 列 |
回号情報 | 回号名/発行するSOの区分(有償・無償) |
発行要項 | 発行決議日/付与日・割当日/株式1株あたりの行使価格/SO1個あたりの株式数 |
個数情報 | 付与SO数/有効SO数/行使可能SO数(権利確定数のうち、行使条件を満たしているSO数)/権利確定数のうち、行使条件を満たしていないSO数/有効SO数のうち、未ベストSO数/行使済SO数/消却済SO数、取得済・未消却SO数、消滅SO数、失効SO数の合計/消却済SO数/取得済・未消却SO数/消滅SO数/失効SO数/行使申請中SO数/放棄同意依頼中SO数 |
個数情報について
個数情報の各列は、回号に紐づくSOについてSOレポートと同じ定義で算出した値を、回号ごとに合算したものです。付与SO数は以下の3つのグループに分かれます。
有効SO数
行使済SO数
無効数
有効SO数
有効SO数は、以下の3つの項目が該当します。行使可能SO数, 権利確定数のうち、行使条件を満たしていないSO数, 有効SO数のうち、未ベストSO数の合計となっています。
行使可能SO数(権利確定数のうち、行使条件を満たしているSO数)
権利確定数のうち、行使条件を満たしていないSO数
有効SO数のうち、未ベストSO数
無効数
無効数は、以下の4つの項目が該当します。消却済SO数・取得済・未消却SO数・消滅SO数・失効SO数の合計となっています。
消却済SO数(発行会社が権利者から取得したSOのうち、消却済みの数)
取得済・未消却SO数(発行会社が権利者から取得したSOのうち、まだ消却していない数)
消滅SO数(退職などにより消滅した数)
失効SO数(行使期限切れなど)
合計になっている数(有効SO数、消却済SO数・取得済・未消却SO数・消滅SO数・失効SO数の合計)以外は、一つの枠に入ると他の数字としてはカウントされません。あるSOが1つの枠に入ったら別の枠には重複カウントされない、ということになります。
例)
行使可能SO数 = 行使可能な状態にある未行使SO数
権利行使済みのSOは「行使済SO数」の枠に移り、「行使可能SO数」からは除外される
行使申請中SO数・放棄同意依頼中SO数
手続きが進行中のSOは「有効SO数」の中に含まれたまま、あわせてこれらの列にも表示されます。そのため、付与SO数の内訳(有効SO数・行使済SO数・無効数)には重複して含まれません。
出力形式とダウンロード期限
出力されるファイル形式とファイル名は以下です。
ファイル形式:CSV(UTF-8・BOM付き。Excelでそのまま開けます)
ファイル名:Nstock_回号レポート_{対象日}_{作成日時}.csv
ダウンロード期限は、準備完了から3日間です。期限を過ぎるとステータスが「期限切れ」となりダウンロードできなくなるため、再度作成をしてください。
⚠️ 注意点
手続きが進行中(行使申請中・放棄同意の依頼中)のSOは、確定後の列には計上されず「有効SO数」に残ります
消却済SO数・取得済・未消却SO数・消滅SO数:放棄同意の依頼中(未締結)の個数は含まれません
依頼中の個数は「有効SO数」に依頼前と同じ区分で残り、「放棄同意依頼中SO数」列に含まれます
行使済SO数:行使申請中の個数は含まれません
申請中の個数は「有効SO数」に残り(行使条件を満たしていれば「行使可能SO数」に計上)、「行使申請中SO数」列に含まれます
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